ドロシー・ロー・ノルト

ドロシー・ロー・ノルトさんは家庭教育に生涯を捧げる教育家で、40年以上にわたって家族関係についての授業や講演を行ない、家庭教育の子育てコンサルタントを務めてきました。3人の子をもつ母親、2人の孫の祖母であり、ひ孫も5人います。
アメリカ、南カリフォルニアに住んでいました。
2000年6月27日、ドロシー・ロー・ノルトさんが来日され、東京よみうりホールにて日本語訳「子どもが育つ魔法の言葉」出版記念の『フォーラム・子供と安全』が開催されました。

『子どもが育つ魔法の言葉』

・自信のない親にけなされて育つと、子どもは、人を馬鹿にするようになり嫌われます。
(自信のない親って自分をけなしているんですね、多分)
・心の余裕のないとげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になり、悪い友達が増えます。
・不安な気持ちで育てると、子どもも不安になり、落ち着きのない子になります。
(子供より我慢強く)
・「嫌なな子だ」と見放して育てると、子どもは、みじめな気持ちになり、引きこもりになります。
・子どもを軽い気持ちで馬鹿にすると、引っ込みじあんになり、自尊の無い子になります。
・忙しさにかまけて、叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思って自暴自棄になります。
・愛を持って励ましてあげれば、子どもは、自分を認める力を持ち積極的になります。
・親の広い平安な心は、不安感のない落ち着いた子を育てます。 
・誉めてあげれば、子どもは、明るい未来を信じる子に育ちます。
・愛して認めてあげれば、子どもは、人を慈しむ心を持ち誰からも愛されます。
・静かに見つめてあげれば、子どもは、自ら行動する力を持ちます。
(子供が歩く先の小石を除いて上げてはいけません、勇気を持って転ぶのを見つめましょう)
・分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学び人から愛されます。
・親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知り親を裏切りません。
・子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育ちます。
・やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、愛情豊かな子に育ちます。
・静かに守ってあげれば、子どもは、自信のある強い子に育ちます。
・愛情豊かな家庭で育てば、子どもは、この世のは捨てたものではないなと、ポジティブになれます。