手びねりのことわざ陶人形第1集です。
◆一日一作のペースで「ことわざ人形」を制作しました。1ページに20作掲載します。高さ約9cm
ねずみのことわざは「ねずみのことわざ・昔話」のページをご覧下さい。「ことわざ人形の作り方」のぺーじもご覧下さい。
2007年9月24日開始 参照 「ことわざ活用辞典」 成美堂出版
◆今日のことわざ(1日目、2007年9月24日) 「十で神童 十五で才子 二十過ぎればただの人」 賢い子供でも成長するにしたがって、普通の人になるケースが 多い、というたとえです。 小さい時の幻想を親が持ち続けると、子供が大きくなった時に 悲劇が起こるかもしれません。 (用法)彼もーーーの一人だ。 |
◆今日のことわざ(2日目、2007年9月25日) 「遠きを知りて近きを知らず」 遠い所の出来事は詳しいが、身近な事は余り知らない。 他人の事はとやかく言うけど、自分のことは何もわかっていない と言う事です。 (用法)ーーーだったと、彼は自分のうかつさを悔やんだ。 |
◆今日のことわざ(3日目、2007年9月26日) 「とかく浮世は色と酒」 この世の楽しみは色々あるけれど、色恋と酒の味に勝るものは 無い。でも、ほどほどにしておかないと・・・。 (用法)ーーーと自堕落な生活をすれば、必ずその報いを受ける。 |
◆今日のことわざ(4日目、2007年9月27日) 「往く者は追わず 来る者は拒まず」 (ゆくものはおわず くるものはこばまず) 去っていく者を無理に引き止める事なく、また訪れて来る者を むげに拒んだりしない。去るのも来るのも本人の意思次第です。 (用法)私は弟子に対してーーーだ。 |
◆今日のことわざ(5日目、2007年9月28日) 「雄弁は銀、沈黙は金」 弁舌さわやかに論じる事も必要な事であるが、それにも増して沈黙を守る事はむずかしく大切な事である。 やたらしゃべっても意味が無い。 (用法)ーーーだと、彼はかたくなに友人をかばって口を閉ざした。 |
◆今日のことわざ(6日目、2007年9月29日) 「雪と欲とは積もるほど道を忘れる」 雪が降り積もると道まで真っ白になり見えなくなる。 欲も強くなると自分の事しか考えなくなり、守るべき人の道も見えなくなります。 (用法)ーーーそうだが、彼の欲張りは異常だ。 |
◆今日のことわざ(7日目、2007年9月30日) 「心頭滅却すれば火もまた涼し」 (しんとう めっきゃくすれば ひもまたすずし) 無念無想の境地に入れば、燃え盛る火の中でも涼しく感じる。 精神力を集中した境地に至れば、苦痛も苦痛と感じなくなること。 でも、あまり精神論ばかり言われると・・・。 (用法)ーーーだ、少しぐらいの辛抱は我慢しなさい。 |
◆今日のことわざ(8日目、2007年10月1日) 「酔生夢死」 すいせいむし 酒を飲んで酔いつぶれ、見果てぬ夢を見て一生を終わる。何もしないでのほほんと、むなしく生きることのたとえ。 (用法)自立する気概を持たなければ、一生をーーーで終わる事になる。 |
◆今日のことわざ(9日目、2007年10月2日) 「好いた目からはあばたもえくぼ」 好きになってしまうと、あばたもえくぼに見えてしまう。恋に夢中になると、相手の欠点でさえすばらしい魅力に思えてくると言う事です。 これがないと、結婚するカップルは激減するのでは? (用法)ーーーと笑われても、彼女と結婚する。 |
◆今日のことわざ(10日目、2007年10月3日) 「賊去りて弓を張る」 盗賊にはいられて、被害を受けてから、あわてて弓を張り、防犯の準備をする。 必要が無くなってから準備をする手際の悪さをいう。 (用法)彼はーーーように、すんでしまってから活躍ぶりを印象付ける。 |
◆今日のことわざ(11日目、2007年10月4日) 「備えあればうれい(患い)なし」 日頃からいざという時のことを考えた準備をしておけば、実際に何かが起こっても慌てふためく事は無い。 (用法)ーーーとガードは固い。 |
◆今日のことわざ(12日目、2007年10月5日) 「争論は一方の堪忍に終わる」 いさかいは、どちらか一方が怒りを抑えて我慢すればおさまるものである。 (用法)感情的にならずにーーーことを考えて我慢してもらいたい。 |
◆今日のことわざ(13日目、2007年10月6日) 「雄蒋の下に弱卒なし」 勇気のある将軍が士気を鼓舞する軍団には、弱い兵士はいない。 (用法)ーーーとは、彼とその部下をさしていう言葉だ。 |
◆今日のことわざ(14日目、2007年10月7日) 「湯上りは親でも惚れる」 女性のほんのり上気した湯上り姿はあでやかで、親でもうっとり見とれてしまう。女性の湯上り姿のなまめかしい美しさをたたえるたとえ。 (用法)ーーーと言うが、本当に美しい。 |
◆今日のことわざ(15日目、2007年10月8日) 「やらずぶったくり」 人には何も与えたりしないで、自分だけががむしゃらにとりこむ、よくばりな行為をいう。 (用法)それではまるでーーーじゃないか。 |
◆今日のことわざ(16日目、2007年10月9日) 「人間いたる所青山あり」 自分の骨を埋める所は、生まれ故郷に限らず、どこにでもあるのだから、大きな望みを持って、広く世の中を渡れということ。 (用法)ーーーだから、心配しないでほしい。 |
◆今日のことわざ(17日目、2007年10月10日) 「にらまれて死ぬ者なし」 ねたみや憎悪の目でにらまれても死ぬような事は無い。自分が正しいと信じている事をしている限り、他人の目や思いを気にすることは無いということ。 (用法)ーーーなんだから、勝手にさせておけばよい。 |
◆今日のことわざ(18日目、2007年10月11日) 「二卵を以って干城の将を棄つ」 (にらんをもってかんじょうのしょうをすつ) 中国の周の安王が、将軍としての器量をそなえた人物を推薦された時、その彼が役人時代に民の卵を2個とったということで用いなかった故事から、有能な人材をわずかな過失を理由に用いない事。 (用法)彼を採用しないのはーーーのと同じだ。 |
◆今日のことわざ(19日目、2007年10月12日) 「老驥千里を思う」 (ろうきせんりをおもう) 驥:一日に千里を走る馬のことです。 駿馬は老齢になっても、かって千里の道を疾走した事を忘れない。かっての英雄が、年老いてなお、かくしゃくとして覇気が盛んである事。 (用法)「老兵は消え去るのみ」どころか、彼はーーーのやる気十分だ。 |
◆今日のことわざ(20日目、2007年10月13日) 「籠鳥雲を恋う」 (ろうちょうくもをこう) 籠の中に飼われている鳥は、空を自由に飛びたくて、流れる雲をしきりに恋しく思う。自由にあこがれる境地、または生まれ故郷を恋しく思う境地を言う。 (用法)このままでは終わりたくない、---心境だ。 |
次は ことわざ人形第2集 です。