月光の下、山を下る「 雲水」です。
雲水 22,000円
高16cm 横8cm 奥8cm
まだ、夜が明けない暗い早朝に、修行中の山寺から月のあかりを頼りに町へ下ります。
早朝の白い薄明かりの中で対面してみてください。清々しい気持ちになれるはずです。少しだけ、禅の境地を感じて。
雲水・・・「雲と水」と「行く雲・流れる水」のようにゆくえの定まらないことから、所定めず遍歴修業する僧のこと。向かって右から、朝の冷たい風がさっと吹いて、衣が揺れています。
顔は正面から見えないようにデザインしました。墨衣(すみごろも)は生土の状態で、針で線傷を入れて素焼き後、黒色の色土を塗って本焼きしています。興味のある方は、実物を見て下さい。日本で唯一の技法です。
次は 菅原道真 です。